ネパール労働組合会議(NTUC)とJILAFが、ネパール全土で協働運営している9校の非正規学校運営会議を4月11日にカトマンズで開催し、各校教師および運営関係者約40人が参加した。
1996年に運営を開始したNTUC/JILAF非正規学校は、現在3年制*1で運営されている。2014年4月に入学した全校生徒450人は、本年5月から2年目の学校生活を迎えることとなる。
今次運営会議では、2014年度の学校運営成果および課題等を共有するとともに、5月より開始する2年目の学校運営始動にあたり、JILAF、NTUC本部/支部、教師等間の情報共有や連携をさらに緊密化することで、これまで以上に有意義かつ実効ある取り組みとなるよう、各々の任務・役割を果たしていくことなどを確認した。
なお、学校運営会議後の4月11日~13日、各校教師の教授技術向上を目的とした教師研修を実施し、非正規教育センター*2より5教科(国語、英語、理科、社会、算数)の教授方法に関する講義や実際の授業を想定したロールプレイなどを行った。
*1…同じ生徒が3年間学校に通う制度
*2…非正規教育センターは、ネパール教育省のもとに設置された「識字および非正規教育を促進する中央機関」であり、1999年、国民が生活の質を向上し、国家建設に貢献できる識字社会実現のために設置された(現在は識字教育の促進のみならず、成人向け教育や公開学習、通信教育なども実施)
月日 | 内容 | |
---|---|---|
04月11日 | 土 | 学校運営会議 教師研修1日目 |
04月12日 | 日 | 教師研修2日目 |
04月13日 | 月 | 教師研修3日目 |