アジア・太平洋チーム

 10月19日から11月1日の日程で、アジア7ヵ国・地域9組織から12人を招聘した。
 各講義で活発に質疑応答をするなど、積極的な参加態度が総じてみられたチームであった。同チームの参加者の年齢が比較的近かったこともあり、参加者間の交流が盛んで、今後も互いにフォローアップをしたいという意見が多数でていた。
 労働講義では、戦後日本の労働組合の歴史や春闘をはじめとする日本の労働組合の運動、日本の最低賃金制度、労働法制、民主的な労働組合の運営などについて学習した。団体交渉と労使協議の違いや、日本の産休制度、三者協議制、公務員の権利など様々な点において質問が出た。
 連合では、連合の概要ならびに連合の方針である「1000万連合」に向けた活動の説明の他、「働くことを軸とする安心社会」の考え方について講義を受けた。参加者からは、男女平等(賃金格差の是正、労働運動への女性参画等)に向けた具体的な取り組みや、政治との関わりについての質問が寄せられた。
 組合役員としての交渉力を高めるためのグループ討議では、「賃金」、「労働時間」について2グループに分かれて、それぞれグループ討議を行ない、自国や日本の制度をふまえて、団体交渉ではどのように交渉すべきかを参加者は熱心に話し合った。
 産別からの講義として、電機連合から講義を受け、電機連合の概要、活動方針などについて説明の他、電機連合独自の春闘の仕組みや、労使間の信頼構築に向けた取り組みについて説明があった。参加者からは、電機産業における男女比率や、組織化の具体的な方策などに関心が高かった。
 連合広島との意見交換では、連合広島の概要や、「1000万連合」の方針をふまえた連合広島としての2015年度以降の取り組みの方針について説明があったほか、平和運動等の活動紹介についても説明がされた参加者からは、広島特有の課題(製造業で働く正規労働者が減り、サービス業で働く非正規労働者が増えたなど)に対する質問等が出された。また、マツダ株式会社本社工場を訪問し、事故なく効率的に仕事をこなしている労働者の姿を視察することができた。また、マツダ労働組合執行委員長他との意見交換を通し、同組合の活動と建設的な労使関係について理解を深めた。
 また、ハローワーク広島では、ハローワークの概要や失業保険の仕組みについて具体的に学んだほか、広島の雇用状況(求人数と求職数のギャップの大きさ)についても学んだ。時間が限られていたものの、職業検索機も実際に体験することで理解を深めることができた。

今回ご協力いただいた関連機関一覧

電機連合連合広島
ハローワーク広島マツダ労働組合
マツダ株式会社本社工場

皆さまどうもありがとうございました。

参加者の様子

連合本部訪問

電機連合からの講義

労働事情を聴く会のようす

講義前のアイスブレーク

マツダ㈱工場訪問

マツダ労働組合との意見交換

連合広島との意見交換

ハローワーク広島での意見交換

JILAF南雲理事長との意見交換