ITUC-AP支援組織・GUF整会議が12月7~8日、シンガポールで開かれ、12の支援団体(JILAF、FES、ACILS、APHEDA、SAKSなど)や8つのGUFから47人が参加した(JILAFからは熊谷副事務長が出席)。
会議での主な討議内容は(1)ITUC-APからのアジア太平洋地域全体の経済・社会情勢の説明(2)ITUC-AP活動報告(3)各団体からのアジア太平洋地域の社会情勢や労働運動の状況説明と意見交換(3)労働運動の主要課題と各支援組織の取り組みと意見交換――などである。
また、アジア太平洋の各国の社会や労働運動の状況については、今回はビルマ・ネパール・インドネシア・カンボジアについて集中的に意見交換が行われ、アジア・太平洋の各国、中東諸国についての情報交換が行われた。
労働運動の主要課題については、不安定労働やインフォーマル労働、移民労働を中心に論議。さらに、金融危機への労働組合への対応やFTA、国際金融機関と労働組合の対話、気候変動についての労働組合の取り組み、国際連帯税の課題などについての意見交換が行われた。
次回会議は2011年12月7~8日、シンガポールで開催予定である。
月日 | 内容 | |
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12月07日 | 火 | 支援組織、GUF意見交換 |
12月08日 | 水 | AP調整会議第1日 |
12月09日 | 木 | AP調整会議第2日・レセプション |