11月29日(月)~12月3日(金)と12月6日(月)~12月10日(金)の日程でオンライン開催しました。
JILAFは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による入国制限に伴い、当初の研修生を日本に招へいしての研修プログラムに代え、インターネットを介した「オンライン開催」という形で事業を実施しています。本年度のオンライン開催形式では、時差や通信環境等を考慮し、事前に関連機関にご協力いただき、講義動画を作成しています。5日間のうち3日はリアルタイムでのセッション、2日は講義動画視聴のスケジュールを組んでいます。
このような状況下、11月29日から12月3日の日程でベトナムの6名(うち女性6名)、12月6日から12月10日の日程で、モンゴルの参加者5名(うち女性3名)が参加し、すベてのプログラムを終了しました。
ベトナム参加者は全員が女性で、ナショナルセンターで中心的役割を担う人物が参加しました。モンゴルからは、産業別組織やナショナルセンターで中心的役割を担う人物が参加しました。参加者は、日本の労使関係、生産性運動、職場環境改善、社会保障制度のほか、若手組合員への対応などに高い関心を示しました。また、ベトナム・モンゴルチームともに、地方連合会(連合長崎)とのオンラインセッションを実施し、各国の労使関係や労使紛争事例について見聞を深め、双方で意見交換を行いました。参加者からは多くの質問が寄せられ、積極的な参加姿勢が見られました。
参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
(1)形式的な交渉ではなく、質の高い労使交渉ができるよう、今回のプログラムで得た知見を共有したい。(ベトナム)
(2)生産性運動の考え方や生産性向上の取り組みを労使に広めていく。(ベトナム)
(3)労使関係や職場の安全衛生について、大学などの教育に取り入れるよう提案する。(モンゴル)
(4)労働者の福祉活動や共済の仕組みをとりいれる。(モンゴル)
■ | 日本労働組合総連合会(連合) | ■ | 日本生産性本部 |
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■ | 日本経済団体連合会(経団連) | ■ | 全国勤労者福祉・共済振興協会(全労済協会) |
■ | 日本労働組合総連合会長崎県連合会(連合長崎) | ||
皆さまどうもありがとうございました。 |