パキスタンPWF/JILAF労使関係・労働政策(IR)セミナーの開催

 国際労働財団(JILAF)は、パキスタン労働者連盟(PWF)との共催で、労使関係・労働政策セミナーを2020年12月11日~12日および1月15日~16日の計2回、イスラマバードで開催しました。 セミナーにはザフール・アワン前PWF事務局長をはじめ、12月から体制変更となったPWFの新役員を含めた、PWF所属組合役員74名が参加しました。(日本からはオンライン参加)

矢木専務理事あいさつ

 開会にあたりアワンPWF前事務局長(ILO労働側理事)から、JILAFおよび日本国政府の継続的協力への感謝が述べられ、「特にコロナ禍の厳しい情勢下であるからこそ、日本における労使関係などを学び、PWFとして実施できることを真剣に議論していこう」との挨拶がありました。また、在パキスタン日本国大使館から、PWFの長年のパキスタン社会全体への貢献を称えつつ、「建設的な労使関係を通じてパキスタンの労働者を取り巻く環境の改善・経済発展を願う」との石井参事官からの挨拶文をいただきました。つづいて、JILAF矢木専務理事より、「国際競争の中で労働の価値向上やそのための人財育成が重要で、それらを通じて社会経済を発展させるためには、職場をベースにした労使関係の健全化および強化が必要だ」との挨拶がありました。
 冒頭講義で矢木専務理事は、日本におけるCOVID-19の雇用への影響を最小限に留めるための施策等について触れた上で、労働組合の役割と課題として、建設的労使関係の構築と無用な労使紛争の未然防止の取り組みを中心に、その歴史的経過を含め共有し、活発な質疑応答が交わされました。
 セミナー初日後半および2日目については、PWFアワン書記長より、COVID-19の流行が収束しない中でのディーセントワークの実現や、労働面の対策をどのように実施するべきかについて提起され、その後グループディスカッションを実施し、活発な意見交換が行われました。

 閉会にあたり、アワンPWF書記長からの総括的なコメントに続き、ヤシーンPWF新事務局長からの新任の挨拶がありました。また、JILAF矢木専務理事より「COVID-19の流行も続いているが、PWFメンバーおよびその家族の健康・パキスタン全体での1日も早い流行終息を皆で願う」と挨拶し、セミナーを終了しました。

参加者の様子

会場の様子1

会場の様子2