ミャンマーCTUM/JILAF労使関係・労働政策(IR)セミナーの開催

2021年1月9日、ミャンマーCTUM/JILAF労使関係・労働政策(IR)セミナーをオンラインにて開催しました。本セミナーには、ミャンマーの労働者側関係者の合計39名が参加しました。

開会式(マウンマウンCTUM会長挨拶)

 セミナー冒頭、CTUMマウンマウン会長からの「民主化以降の取り組みの成果が少しずつ見え始めており、JILAFおよび日本国政府の継続的な教育機会の提供・支援に感謝する」との開会の辞に続き、JILAF塩田常務理事が本セミナーの主旨・目的を概説しました。
 次に、JILAF塩田常務理事より、日本における労働組合の役割と課題として、建設的労使関係の構築と無用な労使紛争の未然防止の取り組みや、COVID-19への労働面からの対策について共有しました。参加者からは、コロナ禍での春闘対応の在り方、日本の非正規労働者への社会的な保護政策、生産性向上の成果配分がどのように実施されているのか等の質問が寄せられ、塩田常務理事・斉藤副事務長より回答し、参加者の理解を得ました。
続いて、ミャンマーにおける新型コロナウイルス感染症による労働面への影響および製造業の実態について、CTUM役員から事例紹介・報告があり、感染症流行を口実にした経営者による解雇の横行や、工場閉鎖による労働者の失業の実態が報告されました。

 閉会にあたり、CTUMマウンマウン会長から、「本日発表を行ったCTUM役員もJILAFプログラムの経験者であり、CTUMの中でJILAFのプログラムが人材育成について大きな役割を持っているため、今後もJILAF・日本国政府の継続的な支援をお願いしたい」との挨拶がありました。JILAF塩田常務理事からは、民主化以降のミャンマーの活動に敬意を払いつつ、「使用者側にも労組の役割と労使関係の必要性を認めさせていくことが肝要であり、生産性の向上など労使の利害が一致する点を共有しつつ、労使関係を発展させていくべきである。そのための支援をJILAFは惜しまない」との挨拶をし、閉会となりました。

参加者の様子

参加者写真