JILAF/ILO共催 「社会対話、三者構成、団体交渉を通じた未来の構築」(多国間セミナー)を開催

オープニング

 12月18日にオンラインにて、ILO労働者活動局(ILO ACTRAV)との共催により、「社会対話、三者構成、団体交渉を通じた未来の構築」を主要テーマとした多国間セミナーを開催しました。

 本セミナーには、アジア太平洋(バングラデシュ、クック諸島、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、モルディブ、ネパール、パレスチナ、パキスタン、フィリピン、カタール、スリランカ、台湾、東ティモール、ベトナム)より中堅労組リーダー41名が参加しました。

 冒頭、ハリー・カニンガムILO-ACTRAV局長の開会の辞に続き、JILAF小山参与より長年のILO-ACTRAVとの連携関係に触れつつ、日本国政府からの受託事業である多国間セミナーの主旨を強調して説明をしました。その後、JILAF小山参与から、労働組合の役割と課題として、建設的労使関係の構築と無用な労使紛争の未然防止の取り組みを中心に、その歴史的経過を含め共有しました。また、日本におけるCOVID-19の雇用への影響を最小限に留めるための施策等(特に労災適用に関する事項と、企業支援としての雇用調整助成金)について参加者に共有しました。
 参加者からは各国における労使関係の改善および直面しているCOVID-19への対応について❶組合員数の減少の理由、❷男女間の収入や就業率の違いの要因、❸春闘の法的位置づけおよび経営者側の応じる義務について、❹日本における終身雇用制の変化、❺インフォーマル労働者へのセーフティネットを拡充するための施策、❻日本における海外国籍労働者への社会保障や法的保護の適用および労働組合の組織化について、多くの質問が寄せられ、JILAF小山参与がこれらに対して回答しました。
 最後にILO-ACTRAVラファエルプログラムマネージャーおよびJILAF小山参与から、参加者の積極的な参加および活発な質疑に賛意が示されるとともに、JILAF小山参与から『新型コロナウイルス感染症の流行下で大変な時だからこそ、皆で共に知恵を出し合い、労使関係や社会との連携を強化して頑張ろう』との挨拶があり、閉会となりました。

参加者の様子

集合写真

JILAF講義