国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)政労使代表者会議の開催(2月期)

参加者集合写真

国際労働財団(JILAF)は、2月17日~18日、「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」の政労使代表者会議(ITM)をシンガポールにおいて開催しました。SGRA事業実施4ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス)およびパイロット事業実施3ヵ国(ベトナム、スリランカ、カンボジア)の中央政労使代表者や、日本国厚生労働省大臣官房国際課長他、計41名が参加しました。この会議では、①今年時事業の成果・実績と課題、②今後の各国活動方針イメージについて共有・協議しました。

開会式では、南雲理事長が主催者を代表し、本会議の目的を共有しました。また、秋山厚生労働省大臣官房国際課長、口石全労済協会常務理事がそれぞれ開会挨拶をしたのに続き、吉田ITUC-AP書記長が、シンガポールでの本会議開催を歓迎しつつ、政労使・JILAFが一丸となって社会対話方式で展開する草の根支援事業の意義深さに触れ、SDGsにも貢献する包括的な取り組みの重要性を強調しました。

各国からのセッションにおいては、タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、ベトナム、スリランカ、カンボジアの代表団より、2019年度事業の主な成果・課題とアウトカム調査結果を報告したのち、今後の活動方針案をそれぞれ共有しました。セッション内で行われた質疑応答では、①使用者団体の具体的な役割や成功事例、②事業実施における人材育成の重要性、③若年インフォーマルセクター労働者の組織化―――などに関する質問・コメントがあり、適宜各国代表が、回答しました。

また、今回の会議では、SGRA協同組合の強化・発展に向けた特別講義が全労済協会よりあり、会議参加者は、相互扶助の重要性や持続的な運営にかかる信頼醸成の重要性について学びました。

閉会式では、秋山厚生労働省大臣官房国際課長は、本会議での積極的な意見交換に加え、各国での着実な事業成果やノウハウの蓄積、事業国間での経験交流等に感謝した上で、①継続したアウトカム・成功事例の継続的な把握、②事業の自立化に向けた具体的目標の設定と取り組みの強化を要請しました。また、主催者を代表して南雲理事長は、熱心に学びあった二日間を振り返ると共に、①各国の政労使が責任と役割をしっかりと自覚し、三者の連携が日に日に強まっていること、②成果・実績が着実に発現していることに触れ、本会議を閉会しました。

また、会議終了後、先行実施4ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュおよびラオス)代表団を対象に、全労済協会の協力を得つつ、SGRA協同組合の運営強化に向けたフォローアップを行ないました。

日程

月日内容
02月17日02/17政労使代表者会議1日目 
02月18日02/18政労使代表者会議2日目、SGRA協同組合フォローアップ

参加者の様子

南雲理事長による開会挨拶

吉田ITUC-AP書記長による開会挨拶

会議の様子

ツールキットを説明するネパール代表

活動報告をするカンボジア代表

活動報告をするバングラデシュ代表

質問をするタイ代表

相互扶助に関する特別講義

厚生労働省代表による閉会挨拶