第12回ユース・リーダーシップコース(多国間セミナー)

ユース・リーダーシップコース集合写真

6月25日(火)~7月4日(木)の10日間、シンガポールにおいて、国際労働組合総連合アジア太平洋地域組織(ITUC-AP)およびオン・テン・チョン労働研究所(OTC)との共催により、第12回ユース・リーダーシップコースを開催しました。

本コースは、アジア太平洋地域の若手労働組合指導者の育成を目的に、ITUC-APおよびOTCと共同で、1992年以降開催しており、今回で通算28回目の開催となります。17か国から28名(うち女性17名)が参加し、JILAFからは講師として南雲理事長、齋藤事務長、大辻タイ事務所副所長が出席しました。

初日の開会式では、主催者を代表して南雲理事長および吉田ITUC-AP書記長より挨拶がありました。全10日間のプログラムのうち初日の6月25日には、南雲理事長が、研修開始に当たっての課題提起として「労働組合の目的と役割」の講義を行いました。
 
6月27日には、齋藤事務長が「建設的な労使関係の構築に向けて」と題し、日本の労使が長年かけて培ってきた日本モデル「建設的労使関係」を主眼とする講義を行ないました。この中で、①日本の労使関係の変遷と労使協議制、②日本の労働組合の現状、③労働組合の機能(経済/福祉/政治的機能)と役割、④国民・労働者の暮らしの底上げに向けた労働運動の糾合と結集、⑤職場組合員との信頼強化と労使の当事者意識を持った労働環境改善や雇用安定の取り組み、⑥労働者の生産性向上への貢献を通じた公正な配分の獲得、⑦社会対話の重要性などについて共有しました。

また、6月28日には、大辻副所長による「労使関係と社会対話」をテーマとしたワークショップを開催しました。参加者は使用者と労働組合の役割に分かれて「模擬団体交渉」を展開し、準備プロセスの重要性や、交渉中の労使双方の意識等を実体験することができました。

このほか、参加者らは、ITUC-APとOTCの講師より「チームワーク」、「プレゼンテーションの心構え」、「ディーセントワーク」、「男女平等」、「移民労働」、「社会保障と公正な税制」、「労働条件」、「組織化」、「ILO中核条約」、「青年雇用」、「団体交渉」、「差別撤廃」等についての講義を受けました。

日程

月日内容
06月25日06/25ユース・リーダーシップコース1日目
06月26日06/26ユース・リーダーシップコース2日目
06月27日06/27ユース・リーダーシップコース3日目
06月28日06/28ユース・リーダーシップコース4日目
06月29日06/29ユース・リーダーシップコース5日目
06月30日06/30ユース・リーダーシップコース6日目
07月01日07/01ユース・リーダーシップコース7日目
07月02日07/02ユース・リーダーシップコース8日目
07月03日07/03ユース・リーダーシップコース9日目
07月04日07/04ユース・リーダーシップコース10日目

参加者の様子

理事長による開会挨拶

齋藤事務長による講義の様子

模擬交渉の様子