国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)政労使代表者会議の開催

参加者集合写真

参加者集合写真

国際労働財団(JILAF)は、2月17~18日、「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」の政労使代表者会議(ITM)をタイ・バンコクにおいて開催しました。SGRA事業実施4ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス)およびパイロット事業実施2ヵ国(ベトナム、スリランカ)の中央政労使代表者、ならびに普及(アウトリーチ)事業展開国のカンボジア政労使代表者や日本国厚生労働省大臣官房国際課国際労働・協力室室長他、主催国特別オブザーバーなど、計58名が参加しました。この会議では、①今年度事業の成果・実績と課題、②今後の各国活動方針イメージ、③カンボジアのインフォーマルセクター労働者の現状と課題などについて共有・協議しました。

開会式では、タイ政府を代表しウィワット労働省副事務次官、労働側を代表しサーウィットITUCタイ協議会代表、使用者側を代表しエカシット経営者連盟(ECOT)会頭、ILOアジア太平洋総局を代表しジェニ・シンプソン上級専門官(ジェンダー・平等・被差別担当)が各国代表団のタイ来訪を歓迎した上で、タイにおけるSGRA事業の重要性やJILAFおよび日本国政府の継続的な支援・協力に謝辞を述べました。日本側からは、川村在タイ王国日本国大使館次席公使および澤田全労済協会調査研究部長が挨拶した後、日本国厚生労働省を代表して渡辺大臣官房国際課国際労働・協力室室長からの挨拶、主催者を代表して南雲理事長は、会議の目的などを共有しました。

各国からのセッションにおいては、タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、ベトナム、スリランカの代表団より、2018年度事業の成果・課題を4つのテーマ(①インフォーマルセクター労働者の組織化、②SGRAネットワークメンバーのための職能開発訓練、③SGRA協同組合、④SGRA普及(アウトリーチおよびパイロット)事業)にそって報告した後、今後の活動方針(案)をそれぞれ共有しました。セッション内で行われた質疑応答では、①既存ネットワークメンバーのフォローアップ、②SGRA協同組合を設立するにあたっての注意点、③使用者団体および政府を巻き込む上での課題―――等に関する質疑・コメント等が出され、各国代表団より適宜認識を答弁しました。

また、今回の会議では、SGRA協同組合の強化・発展に向けた特別講義が全労済協会よりあり、会議参加者は、相互扶助の重要性や持続的な運営にかかる信頼醸成の重要性について学びました。
次に、カンボジア代表団より同国のインフォーマル経済および同経済に従事する労働者の状況についての共有がありました。

開会式では、厚生労働省から、各国での着実な事業成果やノウハウの蓄積に感謝の言葉があり、また、事業成果の効果的把握や現地による自立・自走的運営の重要性について触れられました。主催者を代表して南雲理事長からは、この間のSGRA事業の成果・実績および当該会議の意義などの説明があり、閉会しました。

政労使代表者会議終了後、各国の参加者は、バンコクのクロントゥーイスラムを訪問し、同地のSGRAネットワークメンバー(港湾で荷下ろしなどをする労働者)に生活状況についてのヒアリングも行いました。

日程

月日内容
02月17日政労使代表者会議 1日目
02月18日政労使代表者会議 2日目
クロントゥーイスラム訪問
02月19日政労使代表者会議への来賓の皆さん
タイ労働省による開会挨拶の様子
会場の様子
タイ代表団による報告
ネパール代表団による報告
バングラデシュ代表団による報告
ラオス(ラオス代表団による報告
ベトナム代表団による報告
スリランカ代表団による報告
カンボジア代表団による報告
全労済協会による特別講義
スラム訪問時の様子

参加者の様子

政労使代表者会議への来賓の皆さん

タイ労働省による開会挨拶の様子

会場の様子

タイ代表団による報告

ネパール代表団による報告

バングラデシュ代表団による報告

ラオス代表団による報告

ベトナム代表団による報告

スリランカ代表団による報告

カンボジア代表団による報告

全労済協会による特別講義

スラム訪問時の様子