国際労働財団(JILAF)は、日本国政府(厚生労働省)からの補助金事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」のため、8月4日(日)~9日(木)の日程でスリランカの首都コロンボを訪問し、第2回普及中央推進委員会(構成:中央政労使、ILO、通称:DPC)と事業地域の一つであるヌワラエリアの普及作業委員(構成:ヌワラエリア政労使)を召集した第1回核人材養成セミナーを開催しました。
8月6日に行われた第2回普及中央推進委員会では、事業地域2ヵ所(コロンボ、ヌワラエリア)での具体的な活動案や、生活の改善に役立つ情報を記載したツールキットの作成について、政労使・ILOの皆さんと協議をしました。
翌8月7日には、第1回核人材養成セミナーを開催し、ヌワラエリア普及作業委員10名が参加しました。このセミナーで、作業委委員はSGRA事業の概要や、スリランカにおけるインフォーマルセクター労働者の現状や課題についての理解を深めました。また、同セミナーには、タイのSGRA事業の主要メンバーであるマノップSERC(タイ国営企業労働連盟)副事務局長(タイSGRA中央推進委員)にも講師として参加頂き、タイでの取り組みや各活動の展開ノウハウについて共有がありました。これらをふまえ、作業委員は、ヌワラエリアでの活動についての具体的な活動計画(同地の家畜農家を組織化等)を策定し、セミナーを終えました。
月日 | 内容 | |
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08月04日 | 土 | 第2回普及中央推進委員会 |
08月05日 | 日 | 第1回核人材養成セミナー |