バングラデシュ・モンゴルチーム

バングラデシュ・モンゴルチームが9月9日(日)~9月22日(土)の日程で来日しました

連合群馬役員との記念撮影(連合群馬)

9月9日から9月22日の日程で、バングラデシュおよびモンゴルの2ヵ国計13名(うち女性4名)が来日し、すべてのプログラムを計画通り完遂しました。

参加者の多くが自国組織でのリーダー的存在であったことから、プログラム全体を通して、自国における現状との比較を交えた積極的な質問が相次ぎました。とりわけ、参加者は日本の労働法制、社会保障制度、労使関係、共済制度に強い関心を示しており、今後の自国における労働組合活動に役立てたいとの前向きな姿勢が随所に垣間見られました。

産業別労働組合訪問として、同チームはUAゼンセンを訪問し、組織の概要に続き、労働組合の目的と運営について説明を受けました。参加者は、日本最大の産業別労働組合が一朝一夕に成立したのではなく、現在に至るまでの地道な努力の結果の上に成り立っていることを理解しました。

地方連合会プログラムでは、初日は大同特殊鋼株式会社渋川工場を訪問し、工場見学の後、意見交換を行いました。参加者からは工場内における職場環境や健康対策等について質問があり、それらに対する工場側の労使それぞれの回答を通じて、労使が対等に向き合い、建設的な協議を重ねて課題解決に取り組んでいることを学びました。2日目の午前は群馬県立前橋産業技術専門学校を訪問し、授業風景を見学することで、日本の職業訓練水準の高さを実感しました。

最終日のJILAF役員との意見交換では、参加者より、主に日本における建設的な労使関係や共済制度等について質問がありました。参加者にとって、今回のプログラムは建設的な労使関係を構築することの意義について、多くを学ぶ良い機会となったようです。

参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
・労働者のために労働金庫、全労済のような協同組合を設立したい。<バングラデシュ、モンゴル>
・日本の春闘システムを取り入れて賃上げを図りたい。<バングラデシュ、モンゴル>
・インフォーマルセクターの組織率を上げる。<バングラデシュ>
・女性労働者の組織化を強化したい。<バングラデシュ>
・生産性運動の考え方を自国にも取り入れたい。<モンゴル>
・労働組合活動について、もっと一般市民へアピールする手法を講じたい。<モンゴル>

参加者の様子

講義に耳を傾ける参加者たち(UAゼンセン)

工場見学後の意見交換(大同特殊鋼)

職業訓練の授業風景を見学(前橋産業技術専門校)