ラオス国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(SGRA)の実施(4月期)

「EWC集合写真(第1回拡大作業委員会集合写真)」

国際労働財団(JILAF)は、日本政府(厚生労働省)からの補助事業として実施している「国際労使ネットワーク等を通じた組織化による草の根支援事業(通称:SGRA)」の2018年度事業を始動するにあたり、4月23日(月)~26日(木)、ビエンチャンを訪問し、今年度事業方針に基づく年間計画ならびに具体的活動内容等について検討・論議しました。

ラオスにおいては、現地の政・労・使(ラオス労働社会福祉省・LFTU・ラオス商工会議所)およびILOで構成される「中央推進委員会:(PC:方針決定機関)」、活動推進体として位置付ける「ビエンチャン作業委員会」、「サワンナケート作業委員会」、「チャンパサック作業委員会」、「ウドムサイ作業委員会」を設置しており、各地で事業を展開しています。

今般開催した第1回中央推進委員会、および第1回拡大作業委員会では、2017年度事業の成果と課題等を振り返るとともに、2017年度最後に開催した第3回中央推進委員会(2018年1月23日)において確認した事業方針に基づく年間計画、および具体的活動内容等について集中的に検討・論議。2018年度事業の展開に向けた具体的活動等の確認を行ないました。今年度ラオスでは、①ビエンチャン、サワンナケート、チャンパサック、ウドムサイにおけるインフォーマルセクター労働者の生活改善・底上げに向けた諸活動の実施、②既存ネットワークメンバーのフォローアップ、③各委員会のキャパシティ強化と諸活動の自立・自走的事業運営確立に向けた活動の展開に注力を行います。

また、今回の第1回拡大作業委員会では、中央労福協による「日本における労働者福祉運動について」と題した講義が行われ、各作業委員は、日本の労働者福祉運動の取り組みや、そのためのネットワーク作りの重要性についても理解を深めた。合わせて、同委員会では、各委員が、地域別に分散し、今年度行動計画を策定・全体発表を行ない、JILAFより適宜見解を付しました。

この他として、4月24日午後には、ビエンチャンのネットワークメンバーである伝統的織物生産労働者の職場を視察し、ネットワークメンバーにインタビューを行ない、①雇用契約のない労働(請負契約)、②劣悪な労働環境や労働条件、③不安定な収入――等の課題を確認しました。

日程

月日内容
04月24日04/24第1回中央推進委員会、ネットワークメンバー職場視察
04月25日04/25第1回拡大作業委員会

参加者の様子

第1回中央推進委員会(PC)メンバー

第1回中央推進委員会(PC)の様子

第1回拡大作業委員会(EWC)での中央労福協による講義

第1回拡大作業委員会(EWC)での行動計画策定

職場視察でのインタビューの様子

伝統的織物労働者の働いている様子