10月16~10月29日の日程でアフリカ英語圏の9組織10人を招聘した。
参加者は全体を通じて、各講義・訪問先において、自国の直面している問題をふまえて活発な質問・意見を出され、日本の労働運動の現状を政労使それぞれの角度から学んだ。
特に連合の組織構造や組織率低下に対する現状と対策、日本の良好な労使関係・労使協議の構築、労使紛争の解決策、男女平等参画の取り組みと問題点に強い関心を示していた。
連合栃木プログラムでは、栃木県庁訪問、連合栃木役員との意見交換を行ない、地方行政や地方連合会の組織の取り組みを学んだ。またハローワーク栃木では求職者に対する支援体制、日産自動車・栃木工場では良好な労使関係づくりに高い関心が集まった。
産別・職場訪問では航空連合を訪問し、組織化に対する取り組みを参考にしたいとの意見が出された。その後、機体整備場を視察し、実際の機体を間近に見ながら整備士による説明に熱心に耳を傾け、作業者の厳しいチェックとチームワークに感銘を受けていた。
また経団連による経営者講義では、日本の労使関係・労使協議制度や利益の分配、労使紛争の解決策など、積極的な質問が出された。
評価会では「プログラムを通して得た事を、自国の問題の解決と新たな組織づくりに生かしたい」との意見や参加者間の今後のネットワークの構築について多くコメントが出された。
■ | 連合栃木 | ■ | 栃木県庁 |
---|---|---|---|
■ | ハローワーク栃木 | ■ | 日産自動車(株)栃木工場 |
■ | 日産自動車労働組合栃木支部 | ■ | 航空連合 |
■ | JAL整備場 | ■ | 日本経団連 |
皆さまどうもありがとうございました。 |