公益財団法人国際労働財団(JILAF)は、2013年度から厚生労働省の委託事業として、日系企業・事業所が多く進出しているアジア各国の労使を招き、当該国の労使関係、労働事情等に関する情報を日本の労使関係者他に提供する国際シンポジウムを開催してきました。
2020年に始まった新型コロナ感染症(COVID-19)の拡大で、海外に進出する日系企業を取り巻く環境も大きく変化しました。従来の事業・運営を大きく変えざるを得ない企業も多く、雇用状況への影響が懸念されます。
企業において、労使関係・雇用等の不安定は、結果として労使双方に甚大な影響を与えかねないことから、労使の信頼関係にもとづく労使対話を通じた取り組みが喫緊の課題です。
今年度は、カンボジア、中国の労使関係者を招き、各国のCOVID-19が社会・経済・労働状況に及ぼした影響について、労使それぞれの立場から報告いただきます。そのうえで、COVID-19パンデミック禍における労働組合の役割、日本を含めた各国に共通する課題やその対応策などを議論します。COVID-19禍における現状も含めて、この両国における労働事情や労使関係の状況を理解・共有しておくことは、現地企業における今後の建設的な労使関係構築の一助になると認識します。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日時 | 2022年7月14日(木) 13:30~16:30 |
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場所 | オンライン開催※ |
定員 | 100名程度 |
お申込み |
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締め切り | 2022年7月1日(金) |
参加費 | 無料 |
主催 | 公益財団法人 国際労働財団(JILAF) |
お問い合わせ先 | 公益財団法人 国際労働財団(JILAF)労使関係開発グループ
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-23-3 錦明ビル5F TEL:03-3288-4153 FAX:03-3288-4155 E-MAIL:labourrelations@jilaf.or.jp |
プログラム(予定)
13:30 | 開会 |
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13:30〜13:50 | 主催者挨拶 理事長 相原 康伸 |
13:50〜14:50 |
各国報告 (予定) <カンボジア>ITUC-CCカンボジア協議会(ITUC-CC) カンボジア使用者協会(CAMFEBA) <中国> 中華全国総工会(ACFTU) |
14:50〜15:10 | 休憩 |
15:10〜16:20 | パネルディスカッション・質疑応答 ITUC-CCカンボジア協議会(ITUC-CC)カンボジア使用者協会(CAMFEBA) 中華全国総工会(ACFTU) 石井 知章 明治大学商学部教授 国際労働財団 理事長 相原 康伸 |
16:20〜16:30 | まとめ・閉会挨拶 専務理事 矢木 孝幸 |
※通訳が入りますので、全て日本語でお聞きいただけます。