活動報告 草の根支援

開催: 2025.02.13 2025.02.14
集合写真
バンコク

参加者

タイ事務所 4名、ネパール連絡事務所 1名、バングラデシュコーディネーター 1名、スリランカコーディネーター 1名、タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、カンボジア 政労使代表それぞれ3名、

(計15名)

スリランカ CWC 2名、NTUF 2名、労働局(DOL)2名、セイロン使用者連盟(EFC)1名 計7名

その他現地関係者5名、在スリランカ日本大使館 2名、JTUC-RENGO 2名、厚生労働省 2名

合計46名

内容

2月13日~14日に、SGRA事業実施6ヵ国(タイ、ネパール、バングラデシュ、ラオス、スリランカ、カンボジア)の政労使代表がスリランカの首都のコロンボに集まり、今年度事業の成果・実績と課題や2025年度活動方針案を相互共有し、事業総体のさらなる発展に結実させました。

開会式では、ホスト国スリランカの政労使代表、主催者を代表してJILAF役員、在スリランカ日本国大使館、厚生労働省、全労済協会、日本労働組合総連合会(連合)が挨拶を行いました。

続いて、JILAF及び各国による今年度事業の具体駅な成果と課題についての発表があり、皆で積極的に意見交換会をしました。その中、各国の特徴のある相互扶助制度の生活セフティーネットプログラムを共有していただきました。

2日目に、連合から「JILAF-SGRAの取り組みと建設的労使関係」と全労済協会から「日本の労働者共済の歴史と現状、こくみん共済 coop<全労済>の事例を中心に」について講義がありました。

そして、各国から2025年度SGRA事業計画の発表をいただいた後、皆で次の共通目標を確認いたしました。

  1. 対話を通じて優れた実践や課題を共有することによって国内および国際的なSGRAネットワーク/協同組合/コミュニティを強化する。
  2. 現地担い手及び政労使をSGRA事業の重要な推進役/推進組織としてキャパシティービルディングを継続する。
  3. 現地にあるネットワークを活用し、地域、社会、産業、そして国内におけるSGRA活動の意義と必要性を広く共有する。

閉会に当たって、JILAF役員、厚生労働省出席者、スリランカの労働組合代表から挨拶がありました。

最後に、皆でコロンボ近郊のアヴィサウェラ市に職業訓練施設に訪れ、SGRAネットワークメンバーと意見交換をしました

参加者の声

  • (スリランカ)インフォーマル経済においては女性の貢献が大きいものの、社会に認識されていない。SGRA事業枠組みを通じて女性のエンパワーメントを促進したい。

協力団体

厚生労働省 全労済協会 日本労働組合総連合会(連合)

 

参加者の様子

  • 会場の様子
  • (CWC)縫製コース修了者の商品
  • (NTUF)職業訓練施設視察