スルケット郡LSSの様子

ダン、スルケット、カイラリ

参加者

内容

ネパールのダン郡、スルケット郡およびカイラリ郡の各郡約４０名のインフォーマルセクター労働者が集まり、インフォーマルセクター労働者の生活改善・底上げに向けた情報提供型セミナー（通称ＬＳＳ：life support seminar）を開催しました。

生活向上のための情報として、下記３点を参加者と共有すると共に、ネパールの社会保障制度に関する講義を実施しました。

1. 無料で利用できる公共サービス
2. 健康生活に役立つ情報
3. ファイナンシャルマネジメントについて

また、ダン郡ではＬＬＳ受講者を中心にサハカリ（ネパールの生活協同組合）を運営しており、165人のメンバーが、月々100ルピー～250ルピー(日本円で1,100円～2,700円程度)をサハカリに貯蓄していることをヒアリングしました。加えて、スルケット郡でもサハカリの設立に向けて準備を進めているとのことでした。

関係者からの声

• セミナーで学んだことを活かし、自営業を始めるまたは、就職し生活改善につなげていきたい。
• ファイナンシャルマネジメントの中で、家計簿のつけ方を学んだ。実際に家計簿をつけて、まずは管理することで、貯蓄に繋げたい。
• 現在、政府がサハカリの新規登録を中止しているため、登録が再開されるように政府に働きかけていきたい。

協力団体