ターク県

参加者

内容

2024年8月28日、SGRAプロジェクトの進捗をフォローアップするため、ターク県メラマート郡ナムディップボンワーン村のカレン族の貯蓄基金グループをSERCと共に訪問しました。この訪問には、メラマート郡とターク県のコミュニティ開発局の代表者も参加し、現状を確認し、改善のための協議を行いました。カレン族グループのリーダーからの貯蓄状況と課題についての報告では、2023年10月にスタートした貯蓄基金は、現在メンバー25名、4万バーツの貯蓄ができているとのことです。合わせて、運営規則や管理方法についての課題を共有しました。

ターク県コミュニティ開発局からは、運営規則の文書化とメンバー全体での同意を得ることが重要であるとアドバイスがあり、規則作成についての協力をすること、また、タイ語の読み書きができるメンバーを代表者とし、会計や文書作成、記録等を学ぶ機会を提供するとの申し出を受けました。JILAFを通して、ほかの同事業を行うグループの事例を共有し、安定して長期で運営することができれば、自分達の力で金融機関とセーフティーネットを構築できるとのアドバイスを受けるとともに激励をいただきました。