活動報告 草の根支援

カムワン県ゴム農家グループのゴム樹液採取職業訓練/ウドムサイゴム農家グループとの技術・経験交流

開催: 2024.07.18 2024.07.18
ラオス(カムワン県)

参加者

LFTU-中央
(2名)
LFTU-カムワン
(7名)
LFTU-ウドムサイ
(1名)
ウドムサイ県ゴム栽培グループ代表
(2名)
MLSW-カムワン
(1名)
カムワン県ゴム農家グループ
(30名)
合計45名(JILAF含む)

内容

カムワンLFTUトーチュン会長は、カムワン県ヒンブーン市のゴム農家グループが地域経済を支える重要な役割を果たしていること、当プロジェクトでグループの収入が向上することを期待する旨が話されました。

関口所長は、ゴム農家の収入増、生産性向上のため、当プロジェクトを実施することを説明。
昨年、ゴム樹液採取の職業訓練を実施し、生産性の向上に成功したウドムサイのゴム農家グループを今回、カムワン県へ招いたことにより、両グループにとって貴重な経験、技術共有、意見交換の場になることを期待すると話ました。

講義では、ブントム、ウドムサイ県労働保護部長が、ウドムサイ県ゴム農家グループが理論と実践の両方を学び、技術の向上、収入の増加が確認できたことを報告しました。
同農家代表から、ゴム採取技術についての講義があり、ゴム樹液の採取に適切な樹齢、時間帯、採取方法についての情報共有がありました。
最適なゴム樹液の採取方法により、木の寿命を延ばすことができることや樹液の収穫量を増やすこと、病気になるリスクを削減できることも共有しました。

その後、ゴム樹液採取の実演、実習を行い、より良いゴム樹液の採取方法を学ぶことができました。

また、同事業地で、病気にかかっている木や寿命の短い木が多いことが確認され、これらの木の改善についてのアドバイスをもらっていました。

JILAFピヤポーン職員から、研修後の成果を追跡し、データを収集して、明確な比較ができるようにすることの重要性について説明をし、両グループとも今後データを収集していくことを確認しました。

協力団体

LFTU MLSW カムワン県ゴム農家グループ
ウドムサイ県ゴム農家グループ代表