トルコ・パキスタンチーム
開催:
2024.06.18
~
2024.06.27
開催地:東京・千葉(日本)
出席者
- トルコ
トルコ労働組合連盟(TURK-IS) 3名
フトルコ真正労働連盟(HAK-IS) 2名
- パキスタン
パキスタン労働者連盟(PWF) 7名
活動内容
6月11日(オンラインオリエンテーション)、6月18日から6月27日(来日プログラム)の日程で、トルコ、パキスタンの2ヵ国計12名(うち女性6名)がインビテーションプログラムに参加しました。
オンラインプログラムでは、JILAF事業、連合の概要などについて説明を行いました。
来日プログラムでは、東京でJILAF、連合、厚生労働省、産業別労働組合、日本生産性本部、使用者団体、労働者福祉団体から講義を受けました。
各国の「労働事情を聴く会」では労働組合を取り巻く状況や活動状況について、報告を受けました。詳細は弊財団ホームページ各国の労働事情報告に掲載しております。
また、地方連合会プログラムを千葉で実施し、連合千葉やハローワークちば、千葉市(神谷俊一千葉市長)、ヤマサ醤油銚子工場と意見交換を実施しました。
参加者意見
- トルコでは地域ごとの最低賃金がないが、各州によって必要な生活費・食料の価格などの各要素が考慮されるべきである。地域別最低賃金制度導入に向けて活動を行う。(トルコ)
- トルコでは団体交渉があるが労使協議は無い。労使で労働条件の交渉以外の協議を行いたい。(トルコ)
- トルコは日本の連合の様に全ての組織が一つにまとまっていない。人間の尊厳に見合った労働生活を確保する事を共通の目的に定め、大きく強力な組合を誕生させたい。(トルコ)
- 日本の労働者解雇に関する4原則を学んだ。公正・平等の権利に基づいて行われる様に、帰国後、団体交渉に持ち込み関連の団体協約の文面に4原則を入れる努力をする。(トルコ)
- ハローワークの様な職業斡旋の仕組みは雇用を探している人が登録をすれば雇う側と雇われる側の良い接点ができると感じた。帰国後に取り組みを開始したい。(パキスタン)
- 組織強化のために組合員の教育・研修の機会が重要であることを学んだ。法律や健康保険、安全衛生における周知を強化したい。(パキスタン)
今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 日本基幹産業労働組合連合会(基幹労連) |
日本労働組合総連合会千葉連合会 | ハローワークちば | 日本生産性本部 |
中小企業家同友会全国協議会 | 全労済協会 |
皆さまどうもありがとうございました。