活動報告 草の根支援

2024年度 SGRAスリランカ第1回中央推進委員会の開催

開催: 2024.06.22 2024.06.25
スリランカ(コロンボ)

参加者

  • NTUF(スリランカ全国労働組合連盟):Mr. Padmasiri Ranawakaarachchi, Secretary General
  • CWC(セイロン労働者会議): Mr. K. Marimuttu, Vice President ※6月24日のみ
  • Department of Labour, Ministry of Labour and Foreign Employment(スリランカ労働局)
    : Mr. H.K.K.A. Jayasundara, Commissioner General of Labour ※6月24日のみ
  • EFC(セイロン経営者連盟): Mr. Prasad de Silva, Senior Assistant Director General ※6月24日のみ

合計9名(JILAF含む)

内容

6月23日に、コロンボから約50㎞離れたアヴィサウェラ市においてNTUF (National Trade Union Federation) と新しい事業サイトの調査を行いました。
NTUFは4年間に渡って当地域のプランテーション(農地)の労働者の就労サポート活動を行ってきました。今後、女性の労働者に対して経済社会的エンパワーメント、生活水準の向上を目指してSGRAに取り組むものです。

多くの対象者は専業主婦であり、家庭収入が不安定で社会保障にもカバーされていません。その状況の中、家内でもできる縫製の職業訓練を提供することと共に、組織化推進、貯蓄グループ(SGRA協同組合)を設立することによって、各自に自営業のスキルが育ち、収入改善及び生活の安定化につながることを期待されています。

6月24日には、コロンボ首都でSGRA事業第1回中央推進委員会(PC)を開催し、2023年度の活動の振り返り及び2024年度の活動計画を政労使代表で協議を行いました。2024年度の目標として、良好な実践と課題の共有、推進者の運営能力強化、SGRA事業の意義と重要性を広めることを本会議で再確認しました。スリランカでは、作業体制を充実するために人材育成セミナー、他国との交流を実施し、政労使間の連携をより一層強化することと共に、インフォーマルセクター労働者の自立支援を広めることを図り国内展開(アヴィサウェラ市)を確認しました。

参加者からの声

  • (DOL) スリランカ政府は現在、児童労働の撲滅に向けて取り組んでいる。

協力団体

CWC
(セイロン労働者会議)
NTUF
(スリランカ全国労働組合連盟)
Department of Labour, Ministry of Labour and Foreign Employment
(スリランカ労働局)
EFC
(セイロン経営者連盟)

参加者の様子