連合大分との意見交換

2023.12.04~12.06（オンライン）/　2023.12.13~12.20（来日）

本チームは35歳以下のユースを対象に開催するプログラムであり、タイの組合役員8名(うち女性5名)、ベトナムの組合役員6名(うち女性3名)の2ヵ国、計14名（うち女性8名）が参加しました。

オンライン対応においては、「日本の労働運動の歴史と役割、今日的課題」、「労働運動を支える労働法制・社会保障制度」等の講義を行いました。

来日プログラムにおいては、日本労働組合総連合会から「連合の組織拡大の取り組み」の紹介・意見交換、JILAF役員から「私たちが挑戦する社会課題」について意見交換を行いました。

産業別労働組合・職場訪問では全日本水道労働組合を訪問し、当該労働組合の取組や政策について理解しました。

また、大学との連携セッションでは、明海大学の協力を得て、学生の皆さんと「ビジネスと人権」をテーマに意見交換を行いました。

地方連合プログラムでは連合大分を訪れ、地方連合会の最低賃金向上の取組みなどの紹介を受けるとともに、三井E＆Sグループ大分事業場を訪問し、職場の環境改善の取り組み等についての紹介・意見交換を行いました。

参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。

1. 建設的な労使関係の重要性を学び、自国でもその概念を広めたいと思う。（タイ）
2. 帰国後は組織で報告会を実施し、本プログラムで学んだことを紹介したい。（ベトナム）
3. 組織の再編・統合を行うことで影響力の強化を行った連合の取り組みを自国の活動の参考にしたい。（タイ）
4. 連合の取り組みを学び、自組織においてもナショナルセンターとの連携を強める必要性を感じた。（ベトナム）
5. 学生や若年層に労働組合の紹介・周知を行い、労働組合参加のメリットを伝えたい。（ベトナム）

今回ご協力いただいた関連機関一覧

皆さまどうもありがとうございました。