ラオス・ネパール AGRIプロジェクト
開催:
2023.10.05
~
2023.10.07
2023年12月06日~12月08日 (サワナケート)/ 2023年12月11日~12月13日(カトマンズ)
共催:国際労働財団(JILAF)、ラオス労働組合連盟(LFTU)、ネパール労働組合会議(NTUC)
参加:ラオスの農家54名、ネパールの農家11名
※AGRIプロジェクトとは・・・
「作って売る」から「売るために作る」へという考え方を現地に浸透させ、営農スキルや栽培スキル向上によって農家の所得向上を目指すプロジェクト(2022年4月始動)
<ラオス AGRIプロジェクト>
- 対象農家数
サワナケート農家54名
- 対象農家の概要
村の中には約600軒の稲作農家があるが、商業野菜農家については、今回のプロジェクト対象の農家のみ。村としては、稲作から商業野菜への参入を望んでいるが、課題は水不足である。
- プロジェクト開始前に生産していた作物
パクチー、リーフレタス、小ねぎ、空心菜、キュウリ、菜の花等
- プロジェクトで選定した作物
小ねぎ、結球レタス
- プログラム内容
プロジェクト説明、市場調査、資材店調査、作物選定、作物生産カレンダー作成、栽培技術課題対策講義、栽培技術課題対策実技(育苗培土作成、育苗圃場作成、水分計・温度計設置)等。
<ネパール AGRIプロジェクト>
- 対象農家数
カトマンズ農家11名
- 対象農家の概要
商業グループ6軒、準商業(※)グループ5軒で構成されている。
栽培技術は全体的に高く、旬の時期(環境に応じた作期)も理解している一方で、輪作(クロップローテーション)技術といった基本的技術を見落としている。
※自身で消費し余剰分を販売することをいう。
- プロジェクト開始前に生産していた作物
トマト、高菜、カリフラワー、キュウリ等
- プロジェクトで選定した作物
トマト、高菜
- プログラム内容
プロジェクト説明、市場調査、資材店調査、作物選定、作物生産カレンダー作成、栽培技術課題対策講義、栽培技術課題対策実技(育苗培土、燻炭、ボカシ肥料作成)等。