アフリカチーム
開催:
2023.10.02
~
2023.10.18
アラビア語部、英語部のプログラムを開催しました。
期間 : 10月2日から10月4日(オンライン) / 10月11日から10月18日(来日)
参加者:アルジェリア、チュニジア、モロッコ、ケニア、ザンビア、ナイジェリア、南アフリカ共和国(7ヵ国)/ 組合員計12名(うち女性7名)
オンライン対応においては、「日本の労働運動の歴史と役割、今日的課題」、「労働運動を支える労働法制・社会保障制度」等の講義を受講しました。
来日対応においては、地方連合連携セッションの中で、連合岡山を訪れ、地方の労働事情、労働行政、最低賃金等について、講義を受けました。また、日本労働組合総連合会、全印刷局労働組合、JILAF役員、労働者福祉中央協議会、から、それぞれ「連合とは~国際分野を中心に~」、「全印刷局労働組合の取組」、「私たちが挑戦する社会課題」、「労働者互助のための仕組み」について講義を受け、意見交換を行いました。
参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
- 1年以内に職業訓練所、大学間で連絡体制を整え、若者と女性の就職に繋げる。5年以内に社会保障制度改革、雇用保険制度の推進実現のために、協力議員の獲得に向けたロビー活動を実施する。5年~8年後に、連帯基金の設立を実現すべく、日本の労働金庫・労働組合の代表から直接指導をあおぐ。(チュニジア)
- 日本のように労働安全衛生を広く母国に浸透させたい。まずは、「ご安全に」のように、分かりやすく、皆が使いやすいフレーズを提案する。(ナイジェリア)
- キャパシティービルディングを推進する。労働組合幹部のみでなく、現場レベルに広げていきたい。(ザンビア)
- 南アフリカでは労使関係が非常に希薄である。日本の労使関係は非常に緊密であり、団体交渉や労使協議、政労使会合等、日本における使用者団体へのアプローチを参考にしたい。(南アフリカ)
今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 日本経済団体連合会 |
日本生産性本部 | 全印刷局労働組合 | 日本労働組合総連合会岡山県連合会 |
ハローワーク岡山 | ポリテクセンター岡山 | 岡山県庁 |
JFEスチール倉敷労組 | 労働者福祉中央協議会 |
皆さまどうもありがとうございました。