中南米チーム
開催:
2023.07.24
~
2023.08.09
スペイン語部、ポルトガル語部のプログラムを開催しました。
期間 : 7月24日から7月26日(オンライン) / 8月2日から8月9日(来日)
参加者:アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、ブラジル(4ヵ国)/ 組合員計11名(うち女性6名)
オンライン対応においては、「日本の労働運動の歴史と役割、今日的課題」、「労働運動を支える労働法制・社会保障制度」等の講義を受講しました。
来日プログラムにおいては、日本労働組合総連合会から「連合組織拡大の取り組み-1000万連合実現に向けて『組織拡大プラン2030』-」、JILAF役員から「私たちが挑戦する社会課題」について、労働委員会から「労働委員会の意義と役割」について、それぞれ講義と意見交換を行いました。産業別労働組合・職場訪問ではJEC連合 日本触媒労働組合を訪問し、建設的な労使関係について学びました。地方連合連携セッションでは、連合新潟を訪れて、特に新潟県内の外国人労働者の現状について意見交換を行いました。また、総合車両製作所、ポリテクセンター新潟を訪問し、職業訓練や就職支援、ものづくりの現場を見学のうえ意見交換を行いました。
参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
- 日本の労働法制に関する講義について学んだことを帰国してナショナルセンターに報告する。
- 家庭と仕事の両立の実現を強く感じた。JILAFはこのような研修を継続してほしい。
- 組織化に向けたオルガナイザーの配置の重要性を感じ自国でも模索したい。
- 日本の労使協議制が労使関係の参考になり様々な課題の解決の糸口になると感じた。自国で共有し参考にする。
- 若年層や女性の組合活動への組織率・参加率を上げるための広報戦略を検討する。
- 今回のプログラムを報告し、30日以内にフォーラムなどを開催し周知する。
今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 中小企業家同友会全国協議会 |
日本生産性本部 | JEC連合 | 日本触媒労働組合 |
株式会社 日本触媒 | 日本労働組合総連合会新潟連合会 | J-TREC労働組合 新津支部 |
株式会社総合車両製作所 | ポリテクセンター新潟 | 全国労働委員会連絡協議会 |
皆さまどうもありがとうございました。