韓国労使発展財団(KLES)との定期交流
開催:
2023.09.05
~
2023.09.08
国際労働財団(JILAF)は、韓国労使発展財団(KLES)と9月5日~8日に韓国ソウル市において、定期交流を行いました。
今回の交流では、韓国の労働事情、労使関係および労働法制等を把握するとともに、類似事業を展開するKLESとの情報や意見交換などを通じ、JILAF事業へのフィ-ドバックや相互信頼関係の強化と発展を目的としました。
KLESとのセミナーでは、KLESの事業内容として、少子高齢化によるシニア層の再雇用のための再就職支援サービスを提供していること、雇用許可制度によって韓国に来た外国人労働者に対して就職教育を行っていることなどの報告がありました。JILAFからは、日本の技能実習制度と特定技能制度の比較や課題と連合における外国人労働者に対する考え方の報告を行いました。そして、JILAFの相原理事長とKLESのキム事務総長により、JILAFとKLESの了解覚書の締結が行われました。
ソウル外国人住民支援センター(SFRC)の視察では、支援センターの事業内容について説明を受けました。
様々な質疑・応答を行い支援センターの現況や課題などの理解を深めることが出来ました。
韓国労働組合総連盟(FKTU)との懇談会を行いました。
FKTUからは本日の懇談会を通じて、様々な問題を含めて労働分野の全般的なことについて理解を深めたいとの挨拶がありました。
JILAFとして、働く者の幸せとその家族の幸せを願う想いは同じであることを報告しました。
外国人労働者の研修センターを視察しました。
大規模な研修施設であり、施設の中では国ごとに研修を受講しており、その中でタイ国が韓国の法律の研修を受講している様子を見学しました。