フィリピン・マレーシアチーム
7月10日から7月12日(オンライン形式)、7月19日から7月27日(来日)の日程で、フィリピン・マレーシアチームのプログラムを開催しました。
フィリピンの組合役員8名(うち女性3名)、マレーシアチームの組合役員1名(うち女性1名)の2ヵ国、計9名(うち女性4名)がプログラムに参加しました。
オンライン対応においては、「日本の労働運動の歴史と役割、今日的課題」、「労働運動を支える労働法制・社会保障制度」等の講義を受講しました。
来日プログラムにおいては、日本労働組合総連合会から「連合が取り組む社会福祉政策」の紹介・意見交換、JILAF役員から「私たちが挑戦する社会課題」について意見交換を行いました。産業別労働組合・職場訪問では日本フエルト労働組合を訪問し、産業別労働組合と加盟労働組合の取組について理解しました。地方連合プログラムでは連合栃木を訪れ、地方連合会の取組みなどの紹介を受けるとともに、古河電工労働組合を訪問し、非正規労働者の組織化や職場のAIの導入状況等についての講義を受けました。また、本チームの来日に併せて国際シンポジウムを開催しました。
参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
(1) 建設的な労使関係の重要性を学び、自国の労働組合でもその概念を広めたいと思う。
(フィリピン)
(2) 帰国後は組織で報告会を実施し、本プログラムで学んだことを紹介したい。(フィリピン)
(3) 古河電工労働組合で非正規労働者の組織化の取組について紹介を受けた。自組織の活動
に参考にしたい。(フィリピン)
(4) 企業別労働組合連盟とその加盟単位労働組合について学んだ。自組織でも企業別労働組
合連盟を結成したい。(マレーシア)
(5) 連合の取り組みを学び、自組織においてもナショナルセンターとの連携を強める必要性
を感じた。(フィリピン)
今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 日本経済団体連合会 |
日本生産性本部 | UAゼンセン | 日本フエルト労働組合 |
日本労働組合総連合会栃木県連合会 | 栃木県庁 | 古河電工労働組合日光支部 |
栃木県ポリテクセンター |
皆さまどうもありがとうございました。