活動報告 草の根支援

ネパール ブリッジスクール8月期訪問報告

2023.09.01掲載
カスキ校の生徒と保護者

ネパールで運営する9校のブリッジスクール※の内、5校(バクタプール校、カスキ校、パルパ校、ナワルパラシ校、ルパンデヒ校)を訪問しました。ブリッジスクールの生徒たちは3年間学校に通い、公立学校への編入を目指しています。2023年度はその1年目であり、まずは、生徒たちが学校生活になじめるよう、引き続きのきめ細かいサポートを教師、現地労働組合役員に要請すると共に、意見交換を実施しました。

※児童労働の撲滅のために、日本国内の労働組合からの寄付を財源に、8~14歳までの“最低限必要な教育も受けられない貧困層の子どもたち”を対象としたブリッジスクール(非正規学校)を現地の労働組合との協働で運営しています(1996年から)。基礎教育を学んだ後、公立学校に編入させること(公立学校編入への架け橋)、および親や地域社会に教育の重要性を理解してもらい、その地域から児童労働の負の連鎖を立つことを目標としています。

 

ご寄付いただいている関連機関一覧

・日本教職員組合

・全国電力関連産業労働組合総連合

・TOTO UNION

参加者の様子

  • パルパ校でブリッジスクールの制服・靴を受け取る生徒たち。
  • ルパンデヒ校の教師(左)と副教師(右)。副教師はルパンデヒ校の卒業生であり、現在は副教師をつとめています。