インド・スリランカチーム
6月6日から6月8日(オンライン対応)、6月14日から6月21日(来日対応)の日程で、タミル語部、英語部のプログラムを開催しました。
インドの組合役員6名(うち女性4名)、スリランカの組合役員4名(うち女性3名)の2ヵ国、計10名(うち女性7名)がプログラムに参加しました。
オンライン対応においては、「日本の労働運動の歴史と役割、今日的課題」、「労働運動を支える労働法制・社会保障制度」等の講義を受講しました。
来日対応においては、地方連合連携セッションの中で、連合山形を訪れ、地方の労働事情、最低賃金等について、講義を受けました。また、航空連合、日本労働組合総連合会、JILAF役員、労働者福祉中央協議会、から、それぞれ「航空連合の取り組み」、「連合の男女平等参画の取り組みについて」、「私たちが挑戦する社会課題」、「労働者互助のための仕組み」について講義を受け、意見交換を行いました。
参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
(1) 仕事に上も下もないことについて学び、インドへもその考え方をもって帰り、今後の活動に活かす。また、安全第一の考え方に感銘を受けた。(インド)
(2) 日本では定期的に心身双方に対する、健康診断のサポートがあることを知った。インドでも実施できるように、取り組みを進めていく。(インド)
(3) 若い人、女性がより働きやすい環境作りに尽力する。具体的には日本の育休、産休の取り組みが実現できるよう、政府に提言していきたい。(インド)
(4) スリランカがデフォルトに陥ったのは、労働者、経営者、政府が緊密に連携できていないことが原因である。日本で学んだ対経営者、対政府の取り組みをスリランカでも実現したい。(スリランカ)
今回ご協力いただいた関連機関一覧
厚生労働省 | 日本労働組合総連合会 | 中小企業家同友会全国協議会 |
日本生産性本部 | 航空連合 | 日本労働組合総連合会山形県連合会 |
ポリテクセンター山形 | パナソニック山形工場 | 天童木工労働組合 |
労働者福祉中央協議会 |
皆さまどうもありがとうございました。