モンゴルCMTUと連合大阪とオンラインセッション

11月14日（月）～11月18日（金）、11月28日（月）～12月2日（金）の日程でオンライン・スタディ・プログラムを開催しました。

11月14日から11月18日（パキスタン）、11月28日から12月2日（モンゴル）の日程で、パキスタンとモンゴルの2ヵ国から計15名（うち女性9名）が参加し、すべてのプログラムが終了しました。

JILAFは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大による入国制限に伴い、海外の研修生を日本に招へいする研修プログラムに代えて、インターネットを介した「オンラインプログラム」で事業を実施しました。
プログラムは、労使関係や労働政策等に関するオンデマンド動画の視聴のほか、今回、地方連合会とのオンラインセッションも行いました。同セッションは、連合福島および連合大阪の両会長にご出席いただきながら、双方の雇用情勢などを幅広く意見交換しました。また、モンゴルのプログラムでは、大原記念労働科学研究所の長須協力研究員に、職場環境改善の取組みについてライブセッションを実施していただき、参加者から高い関心を集めました。

参加者からは、主に以下のアクションプランが提案されました。
（１） 女性労働者の権利向上と組合活動への参画を促すために、SNSなどを活用して啓発を行うグループを立ち上げたい。（パキスタン)
（２） 働く女性の意識を向上させ、女性組合員の積極的な役員登用を促していきたい。（パキスタン）
（３） 労働組合役員と職場環境改善トレーナーの研修・育成計画を立てたい。（モンゴル）
（４） JILAFで学んだことを組合員に周知するとともに、財政健全化のための中長期的計画を策定したい。（モンゴル）

今回ご協力いただいた関連機関一覧

皆さまどうもありがとうございました。