活動報告 草の根支援

ネパールNTUC(ネパール労働組合会議)/JILAFブリッジスクール作文コンクールを開催

2022.12.22掲載
開催: 2022.12.22 2022.12.22
集合写真

国際労働財団(JILAF)は、12月22日に日本教職員組合のご支援の下、ネパール労働組合会議(NTUC)と協働し、ネパール・カトマンズにおいてブリッジスクール生徒による作文コンクールを開催しました。

JILAFでは、国際的な社会開発活動の一環として、インドとネパールにおいて現地労働組合ナショナルセンターと協働し、「児童労働撲滅のためのブリッジスクールブロジェクト」を長年にわたって展開しています。ネパールでは1996年から本事業をスタートさせ、現在はネパール全域で9校、約450名の子どもたちが本校で学びの機会を得ています。
この作文コンクールは、日本教職員組合からのご支援を財源に、生徒たちの自己表現力や創造力の醸成、学習意欲・モチベーションの維持・向上を目的に毎年開催しています。今年度は「私の家族」、「私の社会」、「将来の夢」の3つのテーマから生徒自身が一つを選択し、そのテーマに沿って全生徒が作文を完成させた上で、厳正な審査の下、各校から優秀作文執筆生徒1名を選出し、生徒本人と保護者をカトマンズへ招集の上、学校関係者、ネパール教育省等を招いて実施しました。

コンクールの冒頭、相原JILAF理事長が主催者を代表して学校運営に関わる全ての関係者に謝意を表した後、子どもたちを激励して挨拶としました。
その後、保護者と教員、関係者多数が見守る中、各校の代表生徒が緊張しながらも、しかしはっきりした口調で自分が書いた作文を発表しました。

作文発表後は生徒一人ずつに記念品が贈呈され、最後に、相原理事長は生徒一人一人の作文の内容に触れつつ、「今日は大きな感動をいただいた。教師や関係者の方に心から御礼申し上げる。今日の皆さんの発表をまとめたメモは私の宝物である。皆さんはこれからも大変なこともあると思うが、少しずつ歩みを進めて欲しい。」と挨拶し、感動の中でコンクールは終了しました。

参加者の様子

  • 見守る参加者
  • 発表の様子