ナショナルセンター(NC)韓国労働組合総連盟(FKTU)

 

組織名 韓国労働組合総連盟
Federation of Korean Trade Unions(FKTU)
住所 FKTU Bld., 26 Gukjegeumyungro 6gil
Yeongdeungpog-ku, Seoul, Korea 150-980
電話番号 +82-2-6277-0084
FAX番号 +82-2-6277-0068
メールアドレス fktu@fktu.or.kr
ホームページ http://www.fktu.or.kr
役員名 会  長:Mr. Dongmyeong Kim(化学労連出身)2020年1月初選出、2023年1月再選出
事務局長:Mr. Ki-seob Ryu (公務員労連出身)2023年1月選出
組合員数 約140万人<2022年12月現在>
執行委員数 156名(女性:10名)<2014年9月現在>
加盟組織 25産業別組織<2022年12月現在>
地方組織数 16地域組織(regional offices)、56地区労(sub-regional offices)<2022年12月現在>
主要加盟産別業種 ①タクシー, ②交通・運輸, ③金属, ④化学, ⑤金融
加盟国際組織 ・国際労働組合総連合(ITUC)
・ITUCアジア太平洋地域組織(ITUC-AP)
・経済協力開発機構・労働組合諮問委員会(OECD-TUAC)
大会情報 年1回開催

前回:2023年1月大会

主要課題・活動方針 1)労働者の権利とディーセントワーク
2)組織化
3)社会保障・福祉
4)ジェンダー平等
5)青年活動
6)平和と統一
7)労働安全衛生
略史 1946年  韓国独立促進労働連盟(KLFIP)結成
1949年  KLFIPが国際自由労連(ICFTU)に加盟
1961年5月  軍事クーデターにより、労働組合が解散させられる
1961年9月  労働組合全国組織が再編され、16産別による韓国労働組合総連盟(FKTU)が結成
1980年    戒厳令下、FKTU会長ら多くの労組指導者がその地位を追われ、労働法改訂により産別組合制度は企業別組合制度に移行
1987年6月  韓国民主化
1989年  FKTU教育センター設立
1991年12月 韓国がILOに加盟、1994年5月メーデー復活、1996年 韓国がOECDに加盟
2000年8月 北朝鮮労組総連合(GFTU)と初めての会議開催
2005年     FKTU本部をヨイドに新設。FKTU福祉センター設立
2007年  韓国労働財団(KOILAF)設立
2010年  法改正により企業内複数労組容認、労組専従者への賃金支払禁止
2021年4月  韓国がILO中核条約第29号、第87号、第98号を批准
2022年     組織人員増で140万人を達成(FKTUが国内最大のナショナルセンター)
同国の主な進出日系企業
JFEスチール 東レ 日韓共同製錬 など
同国の日系企業拠点数 754(外務省「海外在留邦人数調査統計」日系企業拠点数 2021年10月1日現在)
JILAFとの関係 (1)最近の招聘者実績

相互交流・情報共有を目的として毎年定期的に訪問(または受入れ)を行っている

(2)最近の現地支援プロジェクト

備考 ・人口 約5,000万人  首都 ソウル 言語 韓国語

・労組専従者賃金支給禁止問題
永年の労使慣行であった専従者賃金の経営者負担は改正労組法により2010年7月1日より全面禁止となる。替わりに一定の時間内であれば組合活動中の賃金を支給する措置、勤労時間免除制度が施行される。複数労組については2011年7月1日より発効。

参考

大韓民国のILO条約批准
[1]批准条約総数 32条約
[2]中核的労働基準 結社の自由及び団体交渉 第87号 第98号
強制労働の禁止 第29号 第105号
児童労働の実効的な廃止 第138号 第182号
雇用及び職業における差別の排除 第100号 第111号
安全で健康的な労働環境 第155号 第187号

が批准済)