ナショナルセンター(NC)オーストラリア労働組合評議会(ACTU)

組織名 オーストラリア労働組合評議会
Australian Council of Trade Unions(ACTU)
住所 Level 4, 365 Queen St.
Melbourne VIC 3000
Australia
電話番号 +61396647333
メールアドレス help@actu.org.au
ホームページ https://www.actu.org.au
役員名
会長 Ms.  Michele O’Neil 2018年選出
事務局長 Ms. Sally McManus 2017年選出
組合員数 約170万人 (女性:55%)<2024年現在>
執行委員数 45人(女性:24人)<2024年9月現在>
加盟組織 34組織
地方組織数 8組織
主要加盟産別業種
運輸・サービス
公共・教育
製造
建設・林業・海事
 金融
加盟国際組織 国際労働組合総連合(ITUC)
ITUCアジア太平洋地域組織(ITUC-AP)
経済開発協力機構労働組合諮問委員会(OECD-TUAC)
大会情報 3年に1回開催

前回:2024年6月

主要課題・活動方針
気候変動に伴う対策
技術の進歩(人工知能など)に影響を受ける労働環境への対応
高齢者介護
健全で安全な仕事環境
組織拡大(若年労働者や近隣諸島民など)
略史  オーストラリアの労働運動は、1850年代に熟練工の組合によって開始され、都市の未熟練労働者や鉱業、牧畜業の労働者がこれに加わった。1880年代には、教師や公務員のホワイトカラー労働組合も結成された。
1901年には連邦規模の組合組織の萌芽もみられ、労働運動の広がりは1927年のACTUの結成に結実する。初期のACTUはブルーカラー労組中心の組織であったが、1979年にオーストラリア俸給専門労働者連合協議会(ACSPA)が加盟し、さらに81年にオーストラリア公務員組織協議会(CAGEO)が加盟して、ブルーカラーとホワイトカラー双方を代表する組織となった。ACTUは、83年以来、労働組合員の8割以上を組織している。
先進国では、1980年代以降、顕著な労働組合組織率の低下がみられるが、オーストラリアでは85年から95年の間に46%から33%へと組織率が13ポイント急減した。これは、同期間のイギリスの12ポイント減を上回り、ニュージーランドの44%から22%への22ポイント減に次ぐものであった。
ACTUの組織もこの間、新規組合加入を相殺する組織減にみまわれたが、近年、組織化を重点課題に掲げ、労働市場への労働組合の影響力回復をめざす。
同国の主な進出日系企業
キリンホールディングス 伊藤園 JFEスチール など
同国の日系企業拠点数 844点 / 外務省海外進出日系企業拠点数調査(令和5年10月1日現在)
JILAFとの関係

<直近5年間>

2024年度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度
招へい事業 1名
労使関係セミナー
備考 ・前ACTUシャラン・バロウ会長はITUC書記長に転出

参考

オーストラリア連邦のILO条約批准
[1]批准条約総数 58条約
[2]中核的労働基準 結社の自由及び団体交渉 第87号 第98号
強制労働の禁止 第29号 第105号
児童労働の実効的な廃止 第138号 第182号
雇用及び職業における差別の排除 第100号 第111号
安全で健康的な労働環境 第155号 第187号

が批准済)